【初心者必見】Node.jsでエラーが出たときに確認すべきポイントと解決のコツまとめ
この情報が役立つ方とは?
この記事は、Node.jsを使ってWebアプリケーションやバックエンド処理を開発している初心者〜中級者のエンジニアの方に向けた内容です。
特に「エラーが出たけど、何をどう見ればよいか分からない」「検索しても解決方法がピンとこない」と感じている方にとって、確かな道しるべとなるでしょう。
また、チーム開発でトラブル対応を任された方、フリーランスで自己解決力を高めたい方にも有益です。
まず知っておきたい:Node.jsエラーの基本構造
Node.jsでエラーが発生すると、ターミナルにスタックトレース(エラーメッセージ)が表示されます。
これには、エラーの種類、発生箇所、関数の呼び出し履歴など、解決のヒントがぎっしり詰まっています。
典型的なエラーメッセージの構造は以下のようになります。
TypeError: Cannot read property 'name' of undefined
at Object.<anonymous> (/path/to/project/app.js:10:15)
at Module._compile (node:internal/modules/cjs/loader:1103:14)
...
このようなログを「なんとなく眺める」のではなく、読み解く技術を身につけましょう。
ステップ①:エラーの種類を見分けよう
Node.jsのエラーは大きく次のようなカテゴリに分類されます。
-
SyntaxError(構文エラー)
→ コードの書き方に誤りがある(例:カンマの付け忘れ、カッコの閉じ忘れなど) -
ReferenceError(未定義参照)
→ 存在しない変数・関数を使っている -
TypeError(型エラー)
→ undefinedやnullに対してメソッドを呼び出しているなど -
RangeError(範囲エラー)
→ 配列のインデックスが範囲外など -
Error(一般的な例外)
→ 独自にthrowされたエラーやモジュール内で発生したもの
エラー名は必ずログの冒頭に表示されます。まずは名前を確認することが第一歩です。
ステップ②:スタックトレースの読み方をマスターしよう
エラーの発生箇所はスタックトレースに表示されています。確認すべきポイントは次の3点です。
-
ファイル名と行番号を見る
→/app.js:10:15
のように、エラーが起きた行が明示されています。 -
エラーがどこから呼び出されているかを見る
→ 呼び出し元の関数名やモジュール名から、ロジックの流れを追う手がかりになります。 -
外部モジュール由来か、自分のコード由来かを見極める
→node_modules/
内のエラーはライブラリ側の問題の可能性もあります。
サンプル:
TypeError: Cannot read properties of undefined (reading 'title')
at renderTitle (/project/controllers/book.js:22:11)
at getBookDetail (/project/controllers/book.js:10:3)
→ renderTitle
関数内でundefined.title
を読もうとしていることが明らかです。
ステップ③:よくあるエラーと解決のコツ
■「Cannot read properties of undefined」エラー
原因例:
- オブジェクトが未定義のままアクセスしようとしている
- 非同期処理の戻り値を確認せずに使っている
解決策:
console.log()
で対象変数を出力し、値の存在を確認- オプショナルチェイニング
obj?.property
やif (!obj)
などのガード処理を入れる
■「Module not found」エラー
原因例:
require()
やimport
で指定したファイルパスが間違っている- モジュールが未インストール
解決策:
- 相対パスと絶対パスの違いを確認
npm install
し直す、あるいはpackage.json
の依存関係を確認
■「UnhandledPromiseRejectionWarning」エラー
原因例:
Promise
のcatch忘れ、async/await
のtry-catch漏れ
解決策:
- 必ず非同期処理にはエラーハンドリングを入れる
try {
await fetchData();
} catch (err) {
console.error(err);
}
ステップ④:デバッグツールを活用しよう
エラー解決には、Node.jsのデバッガやVS Codeのブレークポイント機能も非常に役立ちます。
node inspect app.js
コマンドでステップ実行debugger
キーワードを仕込んで任意のポイントで停止console.log()
だけでなく、stack traceを意識した調査が鍵です
また、--trace-warnings
オプションを付けると、非推奨APIの警告も明確に表示されるのでおすすめです。
ステップ⑤:どうしても解決できないときの対応策
- エラーメッセージ全体をコピーして検索する(英語でそのまま)
- GitHub Issues、Stack Overflow、Qiitaなどで事例を探す
- エラーに登場するモジュール名+バージョンも一緒に調べる
- 別のシンプルなコードで再現テストして切り分ける
※複雑なプロジェクトでは、一度コードを最小構成にして再構築するのも有効な手です。
アクセシビリティの観点からの評価
このコンテンツは、以下のような配慮を取り入れ、誰にとっても読みやすく理解しやすいよう設計されています。
- 漢字とひらがなのバランス:読みやすさを意識して、難解な語彙は避けながらも専門性は維持。
- 段落と見出しの明確な分割:認知負荷を下げ、読み上げソフト使用者にも配慮。
- 具体的なコード例の提示:視覚的・論理的に理解しやすい。
- ステップごとの構成:情報を段階的に整理し、初心者にもわかりやすい。
また、すべての読者にとっての「理解のしやすさ=アクセシビリティの本質」と捉え、シンプルかつ丁寧な表現を心がけています。
まとめ:Node.jsエラーに強くなろう
- エラーが出たら、まずメッセージを冷静に読み解くことが最重要です。
- 「エラーの種類」「発生箇所」「スタックトレース」の3点セットを丁寧に分析しましょう。
- よくあるエラーには典型パターンがあるので、構造を知っていれば慌てず対応できます。
- 適切なデバッグ手法と検索力を持てば、トラブル時のストレスも大きく減らせます。
エラーとの付き合い方こそ、開発者としての腕の見せ所です。
Node.jsともっと仲良くなれるよう、ぜひ日々の経験を積み重ねていきましょう。