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目次

【2025年版】デザイナー/クリエイターのためのマッチング完全ガイド: Moti で“相性×実績”を武器にする方法(無料活用・ポートフォリオ運用・自サイト流入拡大まで)

要点サマリー(最初に結論)

  • Motiは、デザイナーやクリエイターと企業をつなぐマッチングプラットフォーム。スキルだけでなく性格・価値観の相性まで考慮するのが大きな特長です。完全招待制・利用無料の表記があり、まずはコストをかけずに登録・露出を始められます。
  • デザイナー/クリエイター案件ではポートフォリオ提出が必須の募集が珍しくありません。Moti経由の案件一覧にも「ポートフォリオ提出必須」 が明記された募集が複数見られ、作品URLの記載が前提になっているケースがあります。
  • 事前にMotiへ登録し、プロフィールとポートフォリオを整理しておくことで、多くの担当者の目に留まりやすいPRの母艦になります。案件への応募時にポートフォリオURL/成果物URLを提示でき、自サイトや各プラットフォームへの導線も確保しやすくなります。
  • 本記事は、Web/UX/UI/グラフィック/モーション/コーダーなど幅広いクリエイティブ職の方に役立つ「登録→見つかる→選ばれる」までの実践手順と文章テンプレ/見せ方の型を、アクセシビリティ配慮とともに提供します。
  • 目標は “相性×実績”の両輪最適化マッチングの歩留まり自サイト流入の両方を無料から伸ばすことです。

1. Motiがデザイナー/クリエイターに向く理由(まず“相性”で摩擦を減らす)

デザインワークの成否は、スキルに加えてコミュニケーションの噛み合い価値観の共鳴に強く影響されます。Moti「案件と人をつなぐ」性格診断ベースのマッチングをうたっており、スキル+相性での提案を行う設計です。これにより、途中離脱や意図の齟齬を抑制し、制作に集中しやすい関係性を早い段階から作りやすくなります。

さらに、Moti「エンジニア・クリエイターと企業をより深く理解し合えるマッチング」 を掲げ、クリエイティブ領域の募集タグや案件検索も整備。UI/UX、DTP、WordPress、ゲームUI/UXなど、デザイン実務に直結したカテゴリで案件を探せます。

誰におすすめ?

  • フリーランス/複業のデザイナー・クリエイター:リモート・短期~中長期の案件密度を上げたい方。
  • ポートフォリオ更新中の方提出必須案件URLで即応し、選考の初速を上げたい方。
  • チーム適合を重視する方価値観の相性に不安があり、ミスマッチコストを下げたい方。

2. 「無料で始める」→「見つけてもらう」までの実践フロー

Moti完全招待制・利用無料が案内されており、初期コストを抑えて露出をスタートできます。ここでは、登録~案件応募~受注の王道フローを作業手順として落とし込みます。

2-1. 登録準備(30–90分)

  • 作品の棚卸し:UIスクリーン、LP、キービジュアル、モーション、成果指標(CVR改善、滞在時間増など)を整理。
  • ストーリー化課題→アプローチ→成果の3点で、1案件=200–400字の短い解説を用意。
  • URLの整備自サイト(ポートフォリオ)Behance/Dribbble/Figma Community/YouTube/Vimeoのリンクを各案件に対応させる。
  • 権利・守秘の確認:非公開案件はマスク版を作るか、要問い合わせの注記を添える。

2-2. プロフィール作成(45–120分)

  • 第一画面で強みを言い切る:「SaaSのUI設計×デザインシステム」「ブランド刷新のビジュアル×モーション」など2軸で訴求。
  • 相性診断のコメントMoti性格・価値観可視化を踏まえ、得意な関わり方(例:要件曖昧→探索型)苦手な状況(例:短納期×多関係者の同時承認) を開示。
  • リンク構造自サイト母艦として置き、Motiプロフィール→作品個別ページへ遷移できる導線を明確化。 案件で求められる「作品URL提出」 に一発で応えられるよう、1URL=1案件の遷移も準備。

2-3. 案件探索と応募(30–60分/日)

  • タグ検索の活用#UI/UX #プロダクトデザイン #DTP #WordPress #ゲームUI/UXなどから条件を絞り込み
  • 応募文テンプレ(後述)で、担当者が知りたい情報強み・制作プロセス・成果)を最小文字数で提示。
  • 提出物の即応「ポートフォリオ提出必須」 の案件に対し、案件直結のURL(成果→画面→図解)を3本以内で提示。

3. ポートフォリオ戦略:審査側の視点で“通る構造”に組み替える

提出必須の現場では、URLを開いて30秒で要点が掴めるかが勝負。Moti経由の案件でも 「ポートフォリオ(成果物)URL提出」 が条件化されており、短時間評価を前提にした見せ方が必要です。

3-1. 1案件ページの黄金比(30秒プリンシプル)

  1. 冒頭の1画面課題/役割/成果の要約(120–160字)
  2. ビジュアル連打主要画面の概観→キードリルダウン→動き(モーションはGIF/動画)
  3. プロセス情報設計→ワイヤ→UI→検証(定量/定性)
  4. 成果の数値CVR、クリック深度、セッション時間、KPI達成度(可能な範囲で具体)
  5. 振り返りうまくいった点/次の改善見出し+箇条書き

3-2. 役割と責任の明記

  • 自分の担当範囲(IA/VI/UI/コーディング/モーション/アニメーション/ガイドライン)を明文化
  • チーム体制関与比率(例:UI主担当70%)を数値で。

3-3. 4つの“指標”で比較優位をつくる

  • 視覚の説得力(画面品質・一貫性)
  • プロセスの再現性(型として再適用できる)
  • 成果の検証性(数値/仮説→検証の筋道)
  • チーム適合の相性(意思疎通のスタイルを可視化)

4. 自サイト流入を増やす導線設計(Moti×自サイトの“二刀流”)

ユーザーさまのご要望どおり、Motiプロフィールと自サイトを相互リンクさせて、作品の深掘りやお問い合わせを自サイト側で受ける仕組みを整えます。Motiの案件では成果物URL提出が前提の募集が存在するため、自サイト内の“案件別URL”を作っておけば選考初速も上がり、回遊→問い合わせの導線も強化できます。

4-1. 情報設計(IA)の基本

  • Motiプロフィール肩書/強みの2軸/実績ハイライト3件外部リンク(自サイト)
  • 自サイトTOPサービス(領域×成果)案件一覧(タグ)案件詳細お問い合わせ
  • 案件詳細URLMoti応募用の短縮URLも併記し、担当者向け導線を明確に

4-2. 記事コンテンツで“検索→Moti”の逆流入も作る

  • ケーススタディ記事(※守秘配慮版)を自サイトに掲載→Motiプロフィールにリンク
  • 「制作の型」記事(例:SaaSのデザインシステム導入手順)で検索流入Moti経由の信頼補強
  • 動画ダイジェスト(モーション・プロトタイピング)で視覚説得力を底上げ。

補足:Moti側は 「企業と直接やり取り」 の案内があり、可視化された相性を土台にコミュニケーション設計を進めやすいのも利点です。


5. 仕事が決まりやすい「応募文テンプレ」+「提出物セット」

Motiクリエイティブ系案件には、フルリモート/精算幅140–180h/単価レンジ明記など、選考運びが速いフォーマットが多く、必要情報を一目で伝える応募文が効きます。

5-1. 応募文テンプレ(そのまま使えます)

こんにちは。フリーランスの○○です。
専門領域:SaaSのUI/プロダクトデザイン(デザインシステム/アクセシビリティ設計)、ブランドのビジュアル制作
直近成果:プロダクトAの新UIで CVR+18%/CS問い合わせ−22% を達成(6か月)※数値は公開可能範囲。
関連実績URL(3点/1–2分で要点が分かる構成です):

  1. プロダクトA(UI再設計) https://example.com/case-a
  2. サービスB(デザインシステム導入) https://example.com/case-b
  3. LP/広告一式(ブランド刷新) https://example.com/case-c
    稼働/条件フルリモート可/140–180h 目安/面談1回対応
    相性の特性:探索型課題→仮説検証で進めるのが得意。意思決定者との短い確認ループを希望。
    よろしくお願いいたします。

5-2. 提出物セット(ZIPまたはURL束)

  • PDFダイジェスト(4–6枚):案件の課題・解決・成果1枚1要点
  • 実画面URLWeb/アプリのUIモーション動画Figmaプロト
  • Before/After比較画像で視認性を高める。
  • 制作プロセスの一枚絵要件→IA→UI→検証の流れを1スライドで。

6. クリエイティブ職の“あるある課題”とMotiでの対処

6-1. 課題A:相性のミスマッチで進行が滞る

  • 対処Moti性格・価値観の可視化を利用し、意思決定・フィードバックの好みを先に合わせる。合意形成の型(例:初稿から3案→方針確定→磨き)を契約前に共有。

6-2. 課題B:ポートフォリオが“見られない”

  • 対処「提出必須」案件向けURL案件別に作成30秒で要点が掴める一枚要約+深掘りの二段構造に。

6-3. 課題C:条件のすり合わせが遅い

  • 対処単価・精算幅・面談回数・体制を最初のメッセージで明記。Motiの案件表記に 「フルリモート」「精算幅140–180h」「面談1回」 などがあるため、相場観に合わせた初手を準備。

7. 提示すべき“数値”と“再現性”の作り方

「キレイ」だけでは通りにくいのが2025年のクリエイティブ採用。数値(KPI)再現性(プロセスの型) をセットで提示しましょう。

  • 数値化サンプル

    • UI刷新:CVR +12~20%/離脱率 −15%/CS問い合わせ −20%
    • ブランド刷新:指名検索 +25%/SNSエンゲージ +30%
    • LP改善:CTR +18%/CPA −22%
      ※守秘制限がある場合はで示し、検証手法だけ具体化。
  • 再現性の見せ方

    1. 課題定義:誰の何を変えたいか
    2. 仮説設計:行動仮説/UI仮説
    3. 制作:IA→UI→モーション→コーディング
    4. 検証:ABテスト/可用性テスト/ログ解析
    5. 反復:次の改善点

8. クリエイティブ種別別:Moti活用の“勝ちパターン”

8-1. UI/UXデザイナー

  • タグ探索#プロダクトデザイン #UI/UX #Adobe CCなど。BtoB SaaSの案件が継続になりやすい。
  • 提出デザインシステムの運用・コンポーネント構造アクセシビリティ指針の抜粋を1枚化。
  • 相性意思決定の粒度(週次で要件確定/月次でロードマップ)を先に確認。

8-2. グラフィック/DTP

  • タグ探索#DTPで紙面設計の案件も。入稿規定に強いことを明記。
  • 提出誌面のグリッド/余白設計の意図説明、色校正の工夫を1枚で。
  • 相性校了ルール(責了/校了)と訂正回数の上限を事前に整理。

8-3. フロントエンド/コーダー

  • 案件例デザイン~コーディングまで担う募集があり、精算幅や単価レンジが明示される傾向。JSやSCSSの経験可視化が有効。
  • 提出Core Web Vitals改善の数値、アクセシブルHTMLの実装スニペット。

8-4. モーション/ゲームUI

  • タグ探索#ゲームUI/UXなど。After Effects/Figmaのアニメーションなど動きの再現が鍵。
  • 提出15–30秒の動画3本制作メモ(演出意図/遷移時間/リズム)。

9. メッセージと面談の“言い回し”サンプル(柔らかめ・丁寧)

9-1. 初回メッセージ(担当者向け)

こんにちは、デザイナーの□□と申します。
募集内容を拝見し、○○(例:ダッシュボードUI/ブランド刷新) でお力になれそうに感じ、ご連絡いたしました。
関連実績(3点) をお送りします。1–2分で要点をご確認いただけます。

  • https://example.com/case1
  • https://example.com/case2
  • https://example.com/case3
    ご面談のうえ、要件の粒度(週次/月次)決裁フローを伺えましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

9-2. 面談時に確認したい5点

  1. 目的KPI(CVR/継続率/指名検索など)
  2. 意思決定の流れ(誰が何をいつ決めるか)
  3. フィードバック形式(文書/画面指示/ライブレビュー)
  4. 制作物の著作権/利用範囲(二次利用・実績公開)
  5. 体制と進行(開発・広報・法務との連携)

10. 「見られる」プロフィール文テンプレ(Moti×自サイト導線つき)

肩書:UI/UXデザイナー|デザインシステム/SaaS改善
強み:課題の言語化→プロト→検証の短サイクル。アクセシビリティ基準AAを意識し、読みやすさ・操作しやすさを優先。
実績の一部:BtoBプロダクトのUI刷新でCVR+18% 、サポート問い合わせ −22% 。LP最適化でCPA−21%
作品:主要3件は 1–2分で要点把握。詳細は自サイトで事例化しています。
リンク:自サイト(全実績・お問い合わせ)→ https://example.com / ダイジェストPDF→ https://example.com/portfolio.pdf
相性:探索型の要件定義が得意。週次レビューで意思決定の負荷を軽減します。


11. トラブルを防ぐ“5つの取り決め”

  • 公開範囲実績公開可否/公開時期/抜粋の範囲を最初に決める。
  • 修正回数初稿→方針確定→磨きの段階で回数と締切を明記。
  • データ納品可変テキスト/画像の著作権・使用許諾を明確に。
  • 品質基準アクセシビリティ(AA目標)レスポンシブパフォーマンス目安
  • 連絡頻度日次レポまたは週次定例。緊急時はチャット→即時短MTG

12. 誰がこの情報で得をする?(対象読者と期待効果を具体的に)

12-1. フリーランス/複業のデザイナー・クリエイター

  • 人物像経験2–10年、継続案件を増やしたい方、モーションやUIなどニッチ強みを伸ばしたい方。
  • 効果無料で露出→「相性×実績」提示→受注率UP自サイトへの導線も強化でき、長期的な直案件開拓に波及。

12-2. 受託会社のリードデザイナー/PM

  • 人物像繁忙期のリソース補填特定領域の専門人材を速く見つけたい方。
  • 効果Moti相性ベースでコミュニケーション摩擦を減らし、初速で品質を担保面談1回のような速い運びにも対応可能。

12-3. 企業の採用・調達担当

  • 人物像カルチャーフィット重視で離職・途中離脱を抑えたい。
  • 効果性格・価値観の相性可視化により採用精度が上がり、オンボーディングがスムーズに。

13. 具体サンプル:案件別ポートフォリオ“1ページ構成”例

13-1. SaaSダッシュボード(UI刷新)

  • 課題要約:主要KPIが見づらく、部門横断の意思決定が遅い
  • アプローチ役割別の視認優先度を再設計し、カード化×視線導線でダッシュボードを再構築。
  • 成果CVR+14%/意思決定会議−30分短縮。
  • 画面Before/Afterの並置、モーション状態遷移を説明。
  • 検証ユーザビリティテスト5名×2ラウンド→改善サイクル。

13-2. ECのブランド刷新(アートディレクション)

  • 課題要約:指名検索が伸びず、ブランド想起が弱い
  • アプローチビジュアル言語を整理し、新キービジュアルトーン&マナーを定義。
  • 成果指名検索+27%/SNSエンゲージ+33%
  • 画面KV→LP→広告→パッケージの一気通貫提示。
  • 検証ブランドリフトのアンケート計測。

13-3. ゲームUI(演出強化)

  • 課題要約演出の薄さで没入感が弱い。
  • アプローチAE×Figma演出プリセットを作り開発と並走
  • 成果セッション時間+12%/課金導線のクリック深度+16%
  • 画面15秒動画×3本を先頭配置、遷移速度の数値も併記。

14. よくある質問(短答)

Q1:Motiは無料で使えますか?
A:サイト上で 「完全招待制・利用無料」 の表記があります。招待経路は別途案内に従い、登録自体のコストなく露出を開始できます。

Q2:ポートフォリオは必須ですか?
A:提出必須の案件が複数見られます。URLでの提出を求める記述もあり、事前に整理しておくと応募がスムーズです。

Q3:自サイトへのリンクは可能ですか?
A:案件応募での「成果物URL提出」があるため、自サイト内の案件ページURLを提示する運用と相性が良いです。プロフィールや応募文から外部URLを参照する形で自然に流入を増やせます。


15. まとめ——“相性×実績”で選ばれるクリエイターへ

デザイナー/クリエイターのマッチングは、スキルの可視化だけでなく、価値観・進め方の相性を整えるほど成功率が高まります。
Motiはその前提に沿って 「性格・価値観の可視化」×「案件検索」 を提供しており、無料から露出を拡大できます。提出必須のポートフォリオ30秒で伝わる構造に整え、自サイトへの導線を添えましょう。

今日のアクション

  1. Motiに登録:強みの二軸とハイライト3件を記入。
  2. 案件別URLを3本用意課題→解決→成果の1ページ構成。
  3. タグ検索→応募UI/UX/DTP/WP/ゲームUIなど適合タグで3件に打診。

“相性”が合えば、制作はもっと速く、やさしく進みます。
その第一歩を、無料の露出づくりから始めてみませんか。


参考リンク(公式情報)

投稿者 greeden

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