16のMBTI性格タイプとIT業界での適職
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ChatGPTのグループチャット機能とは?

ChatGPTのグループチャットは、「複数人+ChatGPTが同じスレッドで会話できる」機能です。
友だち・家族・同僚など人間どうしの会話に、必要なタイミングでChatGPTを呼び出して、一緒に相談や作業ができます。

  • 旅行の計画
  • お店探し・比較
  • 課題・レポートの共同作業
  • 仕事のアイデア出し・ドラフト作成

などを、LINEグループやSlackチャンネル感覚でChatGPT込みでやれるイメージです。

現在は、**日本・ニュージーランド・韓国・台湾の一部ユーザー向けパイロット(試験提供)**として、
ChatGPT Free / Go / Plus / Pro で順次ロールアウト中と案内されています。


どこから使える?(対象と前提)

  • 対象プラン:
    • ChatGPT Free / Go / Plus / Pro(※パイロットのため一部地域・アカウントから開始)
  • 対応環境:
    • ChatGPT Web版・モバイルアプリ

リリースノートでは、

「人とChatGPTを同じ会話に入れられる“Group chats”をパイロット中」
とされていて、将来的に対応地域や対象プランが広がっていく想定です。


使い方:グループチャットの始め方

1. グループチャットを作成

  1. ChatGPTで、新規または既存チャットを開く
  2. 画面右上の**「人型アイコン(参加者)」 or 「Start a group chat」ボタン**をタップ/クリック
  3. 一緒に話したい人を招待
    • 招待リンクを共有(1〜20人まで参加可能)

既存チャットに人を追加した場合、
**「そのチャットのコピーを元にした新しいグループチャット」**が作られます。
もともとの1対1チャットはそのまま残るので安心です。

2. プロフィール設定

最初のグループチャット参加時に、簡単なプロフィールを求められます。

  • 名前
  • ユーザー名
  • アイコン画像

この情報が、参加者一覧やChatGPTからの呼びかけ(「○○さん」など)に使われます。

3. グループの管理

参加者アイコンをタップすると、そのグループの設定画面に入れます。

  • グループ名の変更
  • 参加者の追加・削除
  • 通知のミュート

がここから操作できます。


ChatGPTの動き方:いつ発言するの?

グループチャットのChatGPTは、ちょっとソーシャル寄りの「空気を読む」挙動をします。

1. 自動で入ってくる/静かに見ている

  • 会話の流れを見て、必要そうなときは自動で発言
  • ただし、ずっとしゃべり続けるわけではなく、基本は控えめ

2. 明示的に呼ぶ

確実に答えがほしいときは、メッセージの中で:

  • 「ChatGPT、〜〜して」
  • 「@ChatGPT 〇〇をまとめて」

のように名前を呼んであげると反応します。

3. 絵文字リアクションも可能

ChatGPT自身も、他のメッセージに絵文字リアクションしたり、
プロフィールアイコンを使ってグループのメンバーをモチーフにした画像を生成したりできます。


どのモデルが使われるの?

グループチャット内でChatGPTが返答するときは、GPT-5.1 Autoが使われます。

  • ユーザーのプラン(Free / Go / Plus / Pro)と
  • そのとき利用可能なモデル
    を踏まえて、最適なモデルを自動選択します。

機能の有効・無効

グループチャットでも、基本的な機能はそのまま使えます:

  • Web検索
  • 画像生成
  • ファイルアップロード
  • 音声入力(ディクテーション)

レート制限(回数制限)は、ChatGPTが返答した分だけ消費されます。
※グループメンバーどうしのやりとりはカウントされない仕様です。


プライバシーと「メモリ」の扱い

ここが一番気になるところだと思うので、ポイントをはっきりさせますね。

1. 個人チャットのメモリとは完全に別

公式ブログによると:

  • グループチャットはあなたの通常チャットと完全に別扱い
  • 個人用のChatGPTメモリは、グループでは使われない
  • グループチャットの会話から、新しい個人メモリも作られない

つまり、

「自分のパーソナルな好みやメモリが、他の人に“漏れる”ことはない」

という設計です。

2. 各ユーザーのカスタム指示も分離

リークや解説記事によると、各ユーザーのカスタム指示はグループ内で混ざらないよう、
「カスタム指示の分離(isolation)」が設計されているとされています。

3. 未成年ユーザー向けの追加セーフガード

  • 18歳未満のユーザーがグループチャットを使う場合
    • グループ全体に対してセンシティブコンテンツの露出を自動で抑える
  • 保護者は、ペアレンタルコントロールからグループチャット機能自体をオフにすることもできます。

チャットごとに「キャラ」やルールを変えられる

各グループチャットには、そのグループ専用のカスタムインストラクションを設定できます。

例:

  • 旅行計画グループ
    • 「できるだけ予算を抑えて」「温泉重視で」
  • 仕事の資料作成グループ
    • 「敬体のビジネス文書」「日本語で」「数値は必ず根拠を明記」
  • 勉強グループ
    • 「中学生でも分かる説明」「最後に3問練習問題を出す」

グループごとにChatGPTの性格・話し方・優先事項を変えられるので、
用途ごとにチャンネルを分ける使い方と相性がいいです。


どんな場面で便利?具体例

1. 旅行やイベントの計画

  • 参加メンバー全員がその場で
    • 日程・予算・好み(温泉/グルメ/観光)を書き込む
  • ChatGPTに
    • 「みんなの条件を満たす案を3パターン出して」
    • 「この案のメリット・デメリットを比較して」

とお願いすれば、全員の希望を反映したプランを効率的に作れます。

2. 勉強会・読書会・ゼミ

  • PDFの資料やURLをグループで貼っていきながら
  • ChatGPTに
    • 要約
    • 難しい用語の説明
    • テスト問題作成
      を頼んで、その場でわからないところを全員でつぶしていく、という使い方ができます。

3. 仕事のブレスト・ドラフト作成

  • マーケ・企画・営業など複数メンバーで
    • ターゲット
    • 目的
    • 参考資料
      をChatGPTに共有しながら、
  • 「3案出して」「この案を日本語のプレゼン台本にして」
    と頼めば、叩き台づくりが一気に早くなります。

「プロジェクト」や「ビジネス用ChatGPT」との違い

最近のChatGPTには、他にも似たような機能が増えているので、違いも整理しておきますね。

プロジェクト(Projects)との違い

  • Projects

    • 長期の仕事ごとに
      • チャット
      • ファイル
      • カスタム指示
        をまとめておくワークスペース機能
    • 1人で使っても、チームで共有してもOK。
  • グループチャット

    • 「今この話題を、みんな+ChatGPTで話す」ための1つのスレッド
    • 軽めの雑談〜単発のコラボに向いています。

ChatGPT Business / Enterprise との関係

  • ChatGPT Business / Enterprise / Edu

    • 会社のコネクタ(Slack, Google Drive, SharePoint, GitHub など)とつないで
    • **社内データに基づいて答えるモード(Company knowledge)**を使えるプラン。
  • グループチャット自体は

    • Free〜Pro 向けにも提供される機能で、
    • Business / Enterpriseでは、社内データ+グループチャットを組み合わせて使うイメージになります。

まとめ:グループチャット機能のポイント

最後に、要点だけもう一度コンパクトにまとめますね。

  • 何ができる?

    • 複数人+ChatGPTで、同じ画面・同じ文脈を共有しながら会話できる
    • 旅行・勉強・仕事のブレストなど、「みんなで考える場」にAIを自然に組み込める
  • どうやって使う?

    • 右上の**「人アイコン/Start a group chat」**から作成
    • 招待リンクで1〜20人が参加
    • ChatGPTは空気を読みつつ、名前を呼ぶと確実に反応
  • どのモデル?

    • GPT-5.1 Autoが、プランと内容に応じて自動選択
    • Web検索・画像・ファイル・音声入力など基本機能も利用可
  • プライバシーは?

    • 個人チャットのメモリはグループと完全に分離
    • グループ会話から新しい個人メモリも作られない
    • ペアレンタルコントロールで未成年の利用制限も可能

今はまだ「パイロット版」なので、これから仕様や対象地域が少しずつ変わっていくと思います。
ただ、方向性としては、ChatGPTを「1対1のアシスタント」から「みんなで使うコラボ空間」へ広げていく第一歩、という位置づけですね。

投稿者 greeden

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