オフィスで使える暖房器具おすすめ7選|足元ヒーター&デスクヒーター中心【静音・省エネ】
オフィスの空調は「全体はそこそこ暖かいのに、自分の足元だけ冷える」「勝手に温度を変えられない」という悩みが多いです。
そこで今回は、自分のまわりだけを効率よく温められるパーソナル暖房器具を、オフィス想定で7点厳選しました。
選定基準は以下の通りです。
- Amazon.co.jpでの評価(★4前後)とレビュー数
- 「デスクワーク向け」「足元用」としての使いやすさ(サイズ・静音・安全性)
- 省エネ性(消費電力が比較的低く、狭い範囲を効率よく温められるか)
- 転倒時OFF・タイマーなど安全面の配慮
※価格・在庫・レビュー評価は日々変動します。ここでの価格レンジは目安です。最新情報はAmazon側で必ずご確認ください。
※オフィス内の使用ルール(持ち込み電化製品の可否・ワット数制限など)は、必ず所属先の規定に従ってください。
※電気ストーブ・ヒーターは「その場を離れるときは必ず電源OFF」「燃えやすい物を近づけない」など、消防・消費者庁が注意喚起している基本ルールを守ってください。
今回のジャンル:オフィス向けパーソナル暖房(足元&デスクヒーター)
この記事では、1人用・デスクワーク向けの小型電気暖房に絞っています。
- デスク下を囲うタイプの「デスクパネルヒーター」
- 小型の「セラミックファンヒーター」
- ひざ〜足元だけを温める「ミニパネルヒーター」
などは、部屋全体ではなく足元・手元だけを温めるため、空調をいじれないオフィスでも導入しやすいとされています。
なお、ここでの電気代の目安は、電力会社や契約プランにより変動します。一般的には、
- デスクパネルヒーター(160Wクラス):1時間あたり約5〜6円程度
- 小型セラミックファンヒーター(1,000〜1,200Wクラス):1時間あたり30円台
といったイメージです。
オフィス向け暖房器具おすすめ7選
※商品名は「Amazonでの検索キーワード」としてそのまま使えるよう表記しています。
リンクは検索結果ページにしていますので、類似品と間違えないよう「商品名」「レビュー評価」を確認して購入してください。
1. アイリスオーヤマ デスクパネルヒーター(デスク下3面囲いタイプ)
Amazonで検索:
アイリスオーヤマ デスクパネルヒーター
概要(特徴・差別化ポイント)
デスクの天板裏に取り付けるのではなく、足元を3面パネルで囲う“こたつ風”タイプのデスクヒーター。
消費電力160Wクラスのモデルは、電気代を抑えつつ足元だけを集中的に温められる点が評価されています。
主要スペック・仕様(目安)
- タイプ:デスクパネルヒーター(3面囲い)
- 消費電力:160Wクラス(機種により前後)
- 温度切り替え:数段階切替+自動オフタイマー搭載モデルが主流
- 形状:折りたたみ式で収納しやすい
バイヤー視点での評価ポイント
- 足元を囲う構造のため、オフィスの空調を上げなくても自分の足元だけ暖かいというメリット。
- 160W前後なので、ブレーカーを気にしにくく、長時間つけっぱなしにしても電気代が比較的安い。
メリット
- 足首〜ひざ周りまで広くカバーしやすい
- パネルなので、紙や書類が多いデスクでも空気を巻き上げにくい
- 折りたたんで収納しやすく、シーズンオフの置き場所にも困りにくい
デメリット・注意点
- 足元以外は暖まらないので、上半身までしっかり暖めたい人には物足りない場合も
- パネルに長時間密着させる使い方は避け、取扱説明書の距離を守る必要あり
向いている人・シーン
- 「足元だけとにかく冷える」「エアコン温度は上げられない」というオフィスワーカー
- 電気代を抑えつつ、8時間以上のデスクワークが多い人
口コミ傾向(要約)
- 「足元がぽかぽかで手放せない」「電気代が安くて良い」という評価が多い一方、
「ひざから上はそこまで暖かくならない」という声もあり、“足元専用”と割り切ると満足度が高い商品です。
価格レンジ(目安)
- 約6,000〜8,000円前後
(最新価格はAmazonの検索結果を確認してください)
2. 山善 セラミックファンヒーター(コンパクト・2WAY)
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山善 セラミックヒーター コンパクト ミニ 手元 2WAY
概要
卓上にも足元にも置きやすいサイズの小型セラミックファンヒーター。
「温風/送風」の2WAYで、冬は足元ヒーター、夏は卓上扇風機代わりにも使えるモデルです。
主要スペック・仕様(典型例)
- タイプ:小型セラミックファンヒーター
- 消費電力:600〜1,000Wクラス(モデルにより異なる)
- 機能:温風2段階、送風、転倒OFFスイッチなど
バイヤー視点での評価ポイント
- 「足元や手元を一気に温めたいときは、パネルよりも風が出るファンヒーターの方が早い」ため、
「短時間でさっと暖まりたい」ニーズに合うアイテム。
メリット
- スイッチを入れてすぐ温風が出る速暖性
- 軽くて持ち運びしやすく、在宅ワークとオフィスを行き来する人にも向く
- 送風モード付きなら、年中デスクに置きっぱなしでも活躍
デメリット・注意点
- 消費電力はパネルヒーターより高めなので、長時間つけっぱなしにすると電気代はそれなり
- 風が出るぶん、静けさ重視のオフィスでは気になる人もいる
向いている人・シーン
- 「朝イチだけ冷える」「昼休み明けなど短時間だけ足元が寒い」という人
- 場所を問わず持ち運びたく、1台で色々な場面に使いたい人
口コミ傾向(要約)
- 「小さいのに思った以上に暖かい」「机の上にも足元にも置けて便利」という声が多いです。
一方で「長時間使うと電気代が心配」というレビューもあり、“短時間スポット暖房”として使うのが現実的なヒーターです。
価格レンジ(目安)
- 約3,000〜5,000円前後
3. Amazonベーシック 小型セラミックファンヒーター PTC(1200W)
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Amazonベーシック 電気ヒーター 小型セラミックファンヒーター PTC
概要
Amazonプライベートブランドの小型セラミックファンヒーター。
商品名にある通り、PTCヒーター採用・最大1200Wクラスで、2秒速暖・首振り機能付きのモデルです。
主要スペック・仕様(目安)
- タイプ:小型セラミックファンヒーター
- 消費電力:最大約1,200W
- 機能:数段階の出力切替、首振り、転倒時自動OFF など
バイヤー視点での評価ポイント
- Amazonブランドだけあって、価格と仕様のバランスが良く、レビューも集まりやすい。
- 首振り機能があるので、1人だけでなく隣の席まで暖かさを分けたい時にも使える。
メリット
- 立ち上がりが非常に早く、冷え切った朝のオフィスでも即戦力
- 首振りオン/オフを切り替えて、自分だけ/周囲も暖房を調整できる
- デザインがシンプルでオフィス環境に馴染みやすい
デメリット・注意点
- 最大出力では電気代がそれなりにかかるため、温度や出力をこまめに調整したい
- 風量があるぶん、完全無音ではない(静かなオフィスでは周囲への配慮が必要)
向いている人・シーン
- 「とにかく暖まりたい」「朝だけ一気に部屋を暖めたい」という冷えに弱い人
- 会議室や小部屋など、少し広めの範囲をあたためたいシーン
口コミ傾向(要約)
- 「このサイズで十分暖かい」「コスパが良い」という声が多い一方で、
「長時間最大で使うと電気代が気になる」との感想もあり、出力を上手にコントロールして使う前提のアイテムといえます。
価格レンジ(目安)
- 約5,000〜7,000円前後
4. 足元パネルヒーター(デスク下用・折りたたみ・タイマー付き系)
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パネルヒーター 足元 デスク下 5段階温度 自動切りタイマー
※ブランド名が複数ある「汎用タイプ」なので、評価・レビューをよく確認してください。
概要
折りたたみ式の足元パネルヒーターで、
- 5段階温度調節
- 自動オフタイマー
- 転倒OFF
- 収納バンド付き
といった機能を備えたモデルが人気です。
主要スペック・仕様(傾向)
- タイプ:デスク下パネルヒーター(三面 or 四面)
- 消費電力:150〜200W前後
- 機能:温度5段階、1〜9時間程度の自動OFFタイマー
バイヤー視点での評価ポイント
- 有名ブランド品に比べると価格が安く、**機能面が充実している“コスパ重視モデル”**が多い。
- ファンレスで作動音がほぼないため、静かなオフィスでも使いやすい。
メリット
- 自動OFFタイマーがあるので、「切り忘れが心配」という人に安心
- 転倒OFF機能付きモデルなら、万が一蹴って倒しても安全性が高い
- 収納バンド付きで、シーズンオフの片づけが楽
デメリット・注意点
- ノーブランド〜聞き慣れないブランドも多いため、レビューの内容をよく読む必要がある
- 品質のバラつきがある可能性があるので、保証やサポートがしっかりした出品者を選びたい
向いている人・シーン
- なるべく価格を抑えつつ、タイマーや温度調節を重視したい人
- 常時稼働ではなく、「寒い日だけ」「寒い時間帯だけ」足元を温めたい人
口コミ傾向(要約)
- 「思ったより暖かい」「タイマー付きで仕事中に安心」という声が多い一方、
「ブランドによっては作りがややチープ」というレビューもあり、販売ページの評価・写真をよく確認してから購入したいジャンルです。
価格レンジ(目安)
- 約4,000〜6,000円前後
5. Kaitou デスクパネルヒーター(木目調・遠赤外線)
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Kaitou デスクパネルヒーター 遠赤外線 足元 折りたたみ
概要
デザイン性の高い木目調のデスクパネルヒーター。
遠赤外線ヒーターを採用し、足元をじんわりとした暖かさで包み込むタイプです。
主要スペック・仕様(目安)
- タイプ:折りたたみ式デスクパネルヒーター
- 消費電力:165W前後
- 機能:温度調節、転倒OFFなど(モデルにより仕様差あり)
バイヤー視点での評価ポイント
- いかにも“家電”という見た目ではなく、木目調でオフィスの内装に馴染みやすい。
- 折りたたむと薄くなるため、ロッカーや引き出しにも片付けやすい。
メリット
- 見た目がすっきりしていて、来客のあるオフィスでも使いやすい
- 遠赤外線タイプは、空気を動かさずに足元をじんわり温めたい人に向く
- 消費電力が低めで、長時間使っても電気代を抑えやすい
デメリット・注意点
- ファンヒーターのような「即効性」「部屋全体の暖房力」は期待しにくい
- 木目調部分はプラスチックなどの化粧シートなので、過度な期待は禁物
向いている人・シーン
- 来客・打ち合わせが多い仕事で、見た目の良さも重視したい人
- エアコン+足元パネルで、乾燥を抑えながら冷えやすいひざ下だけを温めたい人
口コミ傾向(要約)
- 「見た目が良い」「オフィスの雰囲気を壊さない」という声が多く、
一方で「部屋全体が暖かくなるわけではない」という意見も。
“デスク専用のひざ下こたつ”という位置付けで選ぶと満足しやすい商品です。
価格レンジ(目安)
- 約4,000〜5,000円前後
6. 山善 ミニパネルヒーター DP-SB169(温度調節機能付き)
Amazonで検索:
山善 ミニパネルヒーター DP-SB169
概要
足元に縦置きするタイプのコンパクトなミニパネルヒーター。
商品名にある通り温度調節機能付きで、足先〜すねをピンポイントで温めたい人向けです。
主要スペック・仕様(傾向)
- タイプ:ミニパネルヒーター
- 機能:温度調節ダイヤル、メーカ保証1年クラス
- サイズ:デスク下に置きやすいスリム形状
バイヤー視点での評価ポイント
- 横に広がるデスクパネルと違い、1人分の足元スペースに縦置きできるため、
デスク下が狭いレイアウトでも導入しやすいのが利点。
メリット
- スリムなので足元に置いても邪魔になりにくい
- 温度調節で、「ほんのり暖かい~しっかり暖かい」まで好みに合わせやすい
- 山善ブランドで、情報やレビューも比較的見つけやすい
デメリット・注意点
- 横幅が狭いぶん、「両足をしっかり包む」というよりピンポイント暖房
- 上半身はほぼ暖まらないので、エアコンとの併用が前提
向いている人・シーン
- 「足先だけがとにかく冷える」という人
- デスク下スペースが狭く、パネルを広げる余裕がない席
口コミ傾向(要約)
- 「小さいのに足元がしっかり暖かい」「靴を脱いで使うと快適」という声が多く、
一方で「範囲は狭い」という意見もあり、“つま先集中ヒーター”と考えると丁度よいモデルです。
価格レンジ(目安)
- 約5,000〜6,000円前後
7. 山善 ミニパネルヒーター DP-SB167(高さありタイプ)
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山善 ミニパネルヒーター DP-SB167
概要
こちらは型番違いのミニパネルヒーターシリーズ。
DP-SB169よりも高さ方向に余裕があるモデルが多く、足首〜ひざ下あたりまでをカバーしたい人に向きます。
主要スペック・仕様(傾向)
- タイプ:ミニパネルヒーター(高さあり)
- 機能:温度調節機能付き、メーカー保証1年
- 設置:縦置きでデスク下にすっきり
バイヤー視点での評価ポイント
- スペースに余裕があるデスクであれば、DP-SB169より広い範囲をカバーできる。
- 「ひざ下まで冷たい」「足首まわりが冷える」という人にはこちらのほうが適している場合も。
メリット
- 高さがあるぶん、暖房範囲が広め
- 足首〜ふくらはぎあたりまでじんわり暖まりやすい
- ミニパネルなので、布団乾燥機などと比べて保管もラク
デメリット・注意点
- 高さがある分、デスク下に収納できるかどうか事前に寸法チェックが必要
- こちらも“足元専用”なので、上半身までは暖まらない
向いている人・シーン
- 足首〜ひざ下の冷えが強い人
- 足元にある程度スペースが取れるデスク環境
口コミ傾向(要約)
- 「足元がしっかり包まれる」「温度調節が便利」といった声が多く、
「机の高さ・奥行き」との相性さえ合えば高評価を得やすいミニパネルヒーターです。
価格レンジ(目安)
- 約7,000〜9,000円前後
オフィス暖房器具のざっくり比較
| タイプ | 代表的な商品例 | 暖まり方 | 消費電力の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| デスクパネルヒーター | アイリスオーヤマ デスクパネルヒーター、Kaitou など | 足元を囲ってじんわり | 約150〜200W | 長時間デスクワーク、電気代を抑えたい人 |
| ミニパネルヒーター | 山善 DP-SB169 / DP-SB167 | 足先〜ひざ下をピンポイント | 約150〜300W | 足先の冷えがつらい人 |
| セラミックファンヒーター | 山善コンパクト機、Amazonベーシック など | 風で一気に温める | 約600〜1,200W | 短時間で素早く暖まりたい人 |
※消費電力・暖まり方は製品により異なるため、必ず販売ページのスペックを確認してください。
オフィスでの暖房器具選び・失敗しないポイント
1. まずは「足元だけ」か「上半身まで」かを決める
- 足元だけで良い → デスクパネルヒーター/ミニパネルヒーター
- 上半身・部屋全体もそこそこ → セラミックファンヒーター
足元だけで済むなら、消費電力が低いパネル系の方が電気代は安くすみやすいです。
2. オフィスのルール・電源容量を確認する
- 「持ち込みヒーター禁止」「500W以上禁止」など、会社ごとに規定がある場合があります。
- 不明な場合は総務に確認してから購入したほうが安全です。
3. 安全面の機能は必須チェック
東京消防庁や国民生活センターなどは、電気ストーブ・ヒーターの火災事故について**「就寝時・離席時は必ず電源を切る」「カーテンや段ボールなどの可燃物から離す」「ほこりをこまめに掃除する」**といった注意喚起を行っています。
購入時は少なくとも以下をチェックしましょう。
- 転倒時OFF機能があるか
- 温度ヒューズ・過熱防止機能があるか
- タイマーやオートオフがあるか
4. 電気代の目安をざっくり把握しておく
- パネルヒーター160Wクラス:1時間あたり約5〜6円、1日8時間×30日でも約1,000円台
- セラミックファンヒーター1,000Wクラス:1時間あたり約30円前後
「常時つけっぱなしにするなら低Wのパネル」「短時間だけ全力で暖めるならファン」というイメージで選ぶと、後悔しにくくなります。
5. デスク下の寸法・足元スペースを測ってから選ぶ
- パネルヒーター系は幅・高さ・奥行きの3つを確認しないと、「届いてみたら入らない」という失敗が起こりがちです。
参考リンク(選定・解説に使用した主な情報源)
※以下は代表的な参考サイトです。記事中の具体的な商品情報は、Amazon商品ページ等の情報と合わせて確認しています。
- デスクヒーター・足元ヒーターの選び方・比較:mybest「デスクヒーターおすすめ人気ランキング」ほか
- オフィス向け足元ヒーターの特徴・仕様例:モノタロウ「GCデスクパネルヒーター」商品ページ
- パネルヒーターの電気代や消費電力の目安:Looopでんき・まちエネのコラム
- セラミックファンヒーターの特徴・選び方:ビックカメラ「セラミックファンヒーターのおすすめ」特集
- 電気ストーブ・ヒーターの火災事故と注意点:東京消防庁・東京くらしWEB・消費者庁の注意喚起ページ
まとめ
- オフィスで使う暖房は、**「足元だけ」「短時間だけ」「静音・省スペース」**がポイントになります。
- 長時間つけっぱなしにするなら、消費電力が低いデスクパネルヒーターやミニパネルヒーター。
- 「朝だけ一気に暖めたい」「会議室でも使いたい」なら、小型セラミックファンヒーターが候補になります。
- 安全面(転倒OFF・オートオフ)と会社のルール、デスク下の寸法を確認した上で、今回の7モデルを比較すると選びやすいはずです。
もし「足元だけでなく、ひざ掛けや電気毛布タイプも知りたい」といった要望があれば、
電気ひざ掛け・電気毛布編として別途まとめることもできます。
