【2025年版】初心者にやさしいフリマアプリ比較
メルカリ・ラクマ・Yahoo!フリマ・ジモティーを徹底レビュー
この記事でわかること(先にざっくり結論)
人気の フリマ/CtoC取引アプリ の中から、初心者さんでも始めやすい4つを選んで比べていきます。
-
とにかく「売れやすさ」重視・まずは1本だけ選びたい
→ メルカリ- 月間利用者 約2,200万人と、国内フリマアプリで圧倒的な利用者数とシェア(約6〜7割)
- 販売手数料は10%。独自配送「メルカリ便」で匿名配送・追跡・補償が使える
-
手数料をできるだけ抑えたい・楽天ポイントも活用したい
→ 楽天ラクマ(ラクマ)- 楽天運営のフリマアプリで、販売手数料は概ね6%台(例:6.6%)、キャンペーン等でさらに優遇されることも
- 楽天ポイント・楽天キャッシュとの連携やSPU対象など“楽天経済圏”と相性が良い
-
PayPayをよく使う・手数料は安くしたい
→ Yahoo!フリマ(旧PayPayフリマ)- 販売手数料は一律5%と業界では安めの水準
- 売上金をPayPayにチャージすれば出金手数料がかからず、普段のスマホ決済にすぐ使える
-
大型家具・家電を処分したい/送料ゼロで地元で譲り合いたい
→ ジモティー- 「地元の掲示板」として、手数料・掲載料が無料。多くが近隣での手渡し取引で、送料や梱包が不要
- 月間利用者1,000万人以上の地域情報プラットフォームとして成長中
この記事では、
「どのアプリが一番か」ではなく、
あなたの性格・持ち物・生活スタイルに
いちばんフィットする“最初の1本”
を一緒に探していきますね。
誰のための記事?どう役に立つ?
この比較記事は、とくに次のような方をイメージして書いています。
- 初めてフリマアプリを使って「いらない服・本・家電」を売ってみたい方
- 片付けたいけれど、リサイクルショップに持っていくのが面倒…と感じている方
- 「メルカリは名前だけ知ってるけど、怖くて手を出せていない」方
- 楽天ポイント・PayPayなど、普段使っているポイントをムダなく活かしたい方
- 大きな家具や家電を、なるべくお金をかけずに手放したい方
この記事を読んでいただくことで、
- 「自分の目的別に、どのアプリが合いそうか」 がイメージできて
- 「インストール後、最初の1週間で何をすればいいか」 が具体的になって
- 「トラブルが怖い…」という不安を軽くしながら、
小さく一歩目が踏み出せるように
なることを目指しています。
むずかしい法律用語や専門用語はできるだけ避けて、
1文を短めにしつつ、段落もこまめに区切って書いていきますね。
まず押さえたい:フリマアプリ選び3つのポイント
いきなりアプリ名を並べても違いが分かりにくいので、
先に「フリマアプリを選ぶときの軸」を3つだけ整理します。
1. 目的:何をどうしたいのか?
ざっくりいうと、フリマアプリの使い方は大きく2つです。
-
売る目的がメインの人
- とにかく早く売りたい → ユーザー数が多いメルカリ向き
- 手元に残るお金をできるだけ多くしたい → 手数料が低いラクマ/Yahoo!フリマ向き
- 送料や梱包がイヤ、大型ばかり → 地元取引のジモティー向き
-
買う目的がメインの人
- 品数・回転が多く、欲しい物が見つかりやすい → メルカリ
- 価格重視・ちょっとニッチなもの → ラクマ・Yahoo!フリマ
- 0円〜超格安で近所の家具・家電・子ども用品を探したい → ジモティー
「売るのか」「買うのか」「どちらもか」で、選び方が少し変わってきます。
2. 手数料と送料:どこまでなら“納得”できる?
フリマアプリで利益を出すには、
売れた金額 − 販売手数料 − 送料 − 梱包材
を必ずイメージしておくことが大切です。
代表的な販売手数料(2025年12月時点)をシンプルに書くと:
- メルカリ:販売手数料 10%
- ラクマ:販売手数料 6.6%前後(条件により4.5〜10%のレンジ)
- Yahoo!フリマ:販売手数料 一律5%
- ジモティー:掲載料・成約手数料とも基本無料(ただし一部オプションを除く)
送料については、
- メルカリ:らくらくメルカリ便/ゆうゆうメルカリ便など、匿名配送・全国一律料金・補償付きの独自配送が充実
- ラクマ・Yahoo!フリマ:それぞれ「かんたんラクマパック」「おてがる配送」など、ヤマト・日本郵便と連携した匿名配送が使える
- ジモティー:多くは直接手渡しのため、送料0円。ただし受け渡し場所までの交通費は自分持ちです
「手数料は多少高くても、とにかく売れやすさ優先」か、
「多少売れにくくても、手数料を抑えたい」かで、選ぶアプリも変わりますね。
3. 安全性・匿名性・地域性
安全面で見ると:
-
メルカリ/ラクマ/Yahoo!フリマ
- 運営が代金を一旦預かる「エスクロー方式」で、お金のやりとりを仲介
- 匿名配送・追跡・補償が充実している配送方法を選べる
-
ジモティー
- 多くが「個人間で直接やりとり&手渡し」が基本
- その分、顔が見える安心感もある一方で、受け渡し場所や時間を自分で決める必要あり
- 一部カテゴリでは「あんしん決済」など運営が代金を預かるオプションも
人見知りさん・防犯面が特に心配な方は、
最初は匿名配送のある メルカリ/ラクマ/Yahoo!フリマ から始めると安心かなと思います。
4つのフリマアプリをやさしく比較
ここからは、それぞれのアプリを
- 特徴
- 向いている人
- 「最初の1週間の使い方サンプル」
の順に、初心者さん向けにまとめていきますね。
1. メルカリ:迷ったらまずここ、という“ど真ん中”フリマアプリ
特徴
- 月間利用者は約2,200万人。フリマアプリ市場シェアは約6〜7割と推計されており、国内No.1の規模
- 販売手数料は10%だが、ユーザーが多いぶん「とにかく売れやすい」のが最大のメリット
- 「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」による匿名配送・追跡・補償付きの独自配送サービスが充実
- アプリ内の「はじめてガイド」「出品サポート記事」など、初心者向けコンテンツが多く、操作に迷ったときに答えが見つけやすい
要するに、
売れやすさ・情報の多さ・使っている人の多さ
で選ぶなら、まずはメルカリが鉄板です。
こんな人に向いています
- 「フリマアプリ自体が初めて」で、どれにするか分からない
- とにかく“売れる体験”を早く味わってみたい
- 匿名配送で顔や住所を知られたくない
最初の1週間の使い方サンプル
1日目:買う側としてアプリに慣れてみる
- 会員登録をして、「いいね」や「検索」をいろいろ触ってみる
- 気になっていた本やゲームなど、
1点だけ購入してみる(送料込み〜1,000円くらいのものがおすすめ)
→ 購入〜受け取りまでの流れを知っておくと、
出品するときのイメージが湧きやすくなります。
2〜3日目:家の中を“メルカリ目線”で見てみる
- クローゼットや本棚を見て、
「もう使っていないけど、捨てるのはもったいないモノ」を5〜10個ピックアップ - そのうち“状態の良いものベスト3”を選び、写真だけ撮っておきます
4〜5日目:1品だけ、実際に出品してみる
- 単価1,000〜3,000円くらいのものを1点だけ出品
- 出品画面の「テンプレート」どおりに、タイトル・説明・カテゴリを埋めていけばOK
- 送料は「メルカリ便・送料込み」にしておくと、初心者さんにはラクです
6〜7日目:売れたら発送を体験してみる
- 売れたら、アプリの指示どおりにコンビニや宅配営業所に持ち込み
- 端末にQRコードをかざす → 伝票が出る → 店員さんに渡す、という匿名発送の流れを覚える
「買う → 出品する → 発送まで」一連の流れを、
まずは1回だけ体験できれば大成功です。
2. 楽天ラクマ:手数料が安く、楽天ポイント派にうれしいアプリ
特徴
- 楽天グループ運営のフリマアプリで、楽天ポイントが使えて・貯まる
- 月間利用者数は約1,500万人とされ、メルカリほどではないものの大規模なサービス
- 販売手数料は基本6.6%前後、条件によっては4.5%〜と、メルカリより安め
- 楽天銀行への振り込み条件を満たせば振込手数料が無料になるなど、楽天経済圏ユーザーにやさしい設計
- 「購入申請」機能があり、出品者が購入者を承認するスタイルも選べるので、高額商品でも少し安心
「売れやすさ」ではメルカリに一歩ゆずるものの、
手数料の安さ+楽天との連携 が魅力です。
こんな人に向いています
- 楽天カード・楽天銀行・楽天モバイルなどを日常的に使っている
- 手数料をできるだけ抑えて、手元に残るお金を増やしたい
- 高めのブランド品や家電など、少し高額なものも売りたい
最初の1週間の使い方サンプル
1日目:会員登録&楽天IDとの連携
- すでに持っている楽天IDでラクマにログイン
- 支払い方法・振込先として楽天カードや楽天銀行を登録しておく
2〜3日目:欲しいものを“買う側”として探してみる
- メルカリと見比べながら、
価格差がある商品(ブランド服・コスメ・家電など)をチェック - 気に入ったものがあれば、1つ購入してみて、配送ややりとりの雰囲気を確認
4〜5日目:メルカリとラクマ、どちらに出すか考えてみる
- 同じ商品を検索してみて、
- メルカリ:よく売れていて相場が分かりやすい
- ラクマ:ライバルが少なくて目立ちやすい
などの違いをチェック
- 状態が良く単価も高めのものは、
手数料の安いラクマに出すのも選択肢です。
6〜7日目:1〜2点、実際に出品してみる
- 写真・説明文の作り方は、メルカリとほぼ同じ感覚で大丈夫
- 高額商品なら「購入申請あり」にして、
購入者の評価やプロフィールを見てから承認するのも安心ですね
ラクマは、
「メルカリ+ラクマで、商品と目的にあわせて出し分ける」
という使い方をする人も多いです。
慣れてきたら“二刀流”も視野に入れてみてください。
3. Yahoo!フリマ(旧PayPayフリマ):手数料5%+PayPay連携が魅力
特徴
- 「PayPayフリマ」から2023年に名称変更した、ヤフー運営のフリマアプリ
- 販売手数料は一律5%と、メルカリ・ラクマと比較しても安めの設定
- 売上金をPayPayにチャージするときは手数料がかからず、
普段のコンビニ・スーパー・ネット決済にそのまま使える - ヤフオク!と連携していて、一部商品はヤフオクと同時出品も可能。オークション形式と組み合わせられるのが強み
ユーザー数はメルカリに比べるとまだ少なめですが、
「PayPay経済圏」 の広がりとともに利用者が増えていると言われています。
こんな人に向いています
- 普段からPayPayで支払いをしている(コンビニ・ドラッグストア・ネットなど)
- 手数料を抑えつつ、売上金をそのまま日常の支払いに回したい
- ヤフオク!ユーザーで、評価を生かしてフリマも使いたい
最初の1週間の使い方サンプル
1日目:PayPayアカウント/Yahoo! JAPAN IDとの連携
- Yahoo! JAPAN IDでログインし、PayPayとも連携しておく
- 売上をPayPayにチャージできる設定になっているか確認
2〜3日目:価格感をチェック&1品購入してみる
- メルカリやラクマと同じ商品を検索し、
「Yahoo!フリマの方が安い/値下げされやすい」ジャンルを探す - 気になるものを1点購入して、発送〜受け取りの流れを体験
4〜5日目:手数料を意識して出品してみる
- メルカリで売った場合と、Yahoo!フリマで売った場合の
手数料(10% vs 5%)を計算してみる - 利益が大きく変わりそうなもの(高額・送料が安いもの)から出品してみる
6〜7日目:売上金→PayPayチャージを試してみる
- 実際に売れたら、売上金をPayPay残高にチャージ
- コンビニやスーパーで「この前の売上で払えた!」という体験ができると、モチベーションがぐっと上がります
「メルカリで売れなかったらYahoo!フリマにも出してみる」
という使い分けもアリです。
4. ジモティー:送料ゼロ&地元で譲り合う“掲示板型フリマ”
特徴
- 「地元の掲示板」をコンセプトにしたCtoCサービスで、
不要品の譲渡だけでなく、求人・不動産・イベントなど11カテゴリを展開する地域情報メディア - スマホアプリのキャッチコピーは「手数料・送料ずっと無料!」
近所で手渡しする取引が基本のため、掲載料や取引手数料も無料です(一部有料オプション等を除く) - 月間利用者は1,000万人以上とされ、40〜60代の利用者が全体の半分以上という、やや大人世代のユーザー構成
- 大型家具・家電・子ども用品などを無料または格安で譲り合う文化があり、
「捨てるにはもったいないものを誰かに使ってほしい」人に向いています
フリマアプリというより、
地元の「ゆずります・ください」掲示板
としての色合いが強いサービスですね。
こんな人に向いています
- 大型家具や家電・自転車など、送料が高くつくものを手放したい
- 0円〜数百円でいいから、誰かに使ってもらえたら嬉しい
- 近所の人と直接やりとりすることに抵抗が少ない
最初の1週間の使い方サンプル
1日目:アプリ登録&自分のエリアを眺めてみる
- アプリをインストールし、自分の住んでいる市区町村を登録
- 「売ります・あげます」カテゴリで、近所にどんな投稿があるか眺めてみる
2〜3日目:気になるカテゴリだけチェック
- 家具/家電/子ども用品/ペット用品など、気になるカテゴリをフォロー
- もし“ずっと欲しかったもの”があれば、1件だけ問い合わせをしてみる
(評価が少ないうちは、女性同士・ファミリー同士など、安心できそうな相手を優先するのも一案です)
4〜5日目:自分から「譲ります」を1件だけ投稿してみる
- 例:
- 取りに来てくれるなら0円でOKな収納棚
- 取り扱い説明書が残っている家電
- 写真を3〜4枚撮って、サイズ・状態・受け渡し場所の最寄り駅などを明記
6〜7日目:受け渡し場所・時間のルールを決める
- 自宅ではなく、
- 駅の近く
- ショッピングモールの駐車場
- 大きめのスーパーの入り口付近
など、人通りのある場所を指定するのがおすすめです
- 受け渡し時のトラブルを避けるため、
- 約束の時間は日中
- お金は事前にチャットで金額を確認
といったマイルールを決めておくと安心ですよ。
4アプリを一気に比較(初心者さん目線で)
ここまでの内容を、初心者さんが気になるポイントでまとめてみます。
| 項目 | メルカリ | 楽天ラクマ | Yahoo!フリマ | ジモティー |
|---|---|---|---|---|
| 主なタイプ | 全国向けフリマ | 全国向けフリマ | 全国向けフリマ+ヤフオク連携 | 地域密着型「掲示板+フリマ」 |
| ユーザー規模の目安 | 月間約2,200万人・シェア6〜7割 | 月間約1,500万人 | メジャーだがメルカリより少なめ | 月間1,000万人以上 |
| 販売手数料 | 10% | 約6.6%(条件により4.5〜10%) | 一律5% | 0%(基本無料) |
| 送料の考え方 | 匿名配送メルカリ便が充実 | かんたんラクマパックなど | おてがる配送など | 近所で手渡しが基本(送料0円) |
| 特に強いジャンル | 全般(特にエンタメ・服など) | ブランド品・楽天ユーザー向け | PayPayユーザー向け全般 | 家具・家電・ベビー用品・自転車など |
| お金の受け取り方 | 銀行/メルペイなど | 銀行/楽天キャッシュなど | 銀行/PayPayチャージ | 原則手渡し(あんしん決済も一部あり) |
| 向いている人 | とにかく売れやすさを重視 | 手数料重視・楽天ポイント派 | 手数料とPayPay連携を重視 | 大型の処分・0円譲渡・地元での譲り合い |
| 初心者へのやさしさ | ◎ 情報も多く困ったら調べやすい | ○ 楽天ユーザーならかなり使いやすい | ○ PayPayユーザーに直感的 | ○ 操作は簡単だが対面取引の工夫が必要 |
タイプ別:あなたに合いそうなアプリと使い方イメージ
ここからは、「自分はこのパターンに近いかも?」と思えるものを探してみてくださいね。
パターン1:フリマアプリが初めて。まず1つだけ選びたい
おすすめ:メルカリ1本からスタート
- 理由:
- 情報量と利用者が圧倒的に多く、困ったときにネットで答えが見つかりやすい
- 匿名配送やガイドが充実していて、トラブル時のサポートも手厚い
最初のゴール
- 1週間で「1品買って、1品売ってみる」だけでOKです。
そのあと、
- 「もっと手数料を下げたいな」と思ったら → ラクマ or Yahoo!フリマを追加
- 「大きいものを手放したい」と思ったら → ジモティーも検討
という順番が、負担が少ないかなと思います。
パターン2:楽天経済圏ヘビーユーザー
状況
- 楽天カード・楽天銀行・楽天モバイル・楽天市場などをよく使う
- 楽天ポイントの残高を見るのがちょっとした楽しみ
おすすめ
- 売るメイン:ラクマ
- 買う&リサーチ:メルカリ+ラクマ
イメージ
- まずメルカリで相場を調べる
- 手数料を計算したうえで、ラクマに出品
- 売上は楽天キャッシュや楽天ポイントとの連携で、
次のお買い物にくるっと回す
「楽天ポイントは楽天内でぐるぐる回る」ような感覚で、
ムダなく活かせます。
パターン3:PayPayで日常の支払いをしている
状況
- コンビニ・ドラッグストア・スーパーなどでPayPayをよく使う
- PayPayの還元キャンペーンもチェックしている
おすすめ
- メインの売却先:Yahoo!フリマ
- “売れやすさ”が欲しいものだけメルカリと併用
イメージ
- 使わなくなった服や小物 → Yahoo!フリマで売却
- 売上金 → PayPayにチャージ → そのまま生活費に
- 高く早く売りたい人気商品 → まずメルカリに出して様子を見る
「フリマの売上で、コンビニやスーパーの支払いができる」という体験は、
ちょっとした“お小遣いアプリ”のようで楽しいですよ。
パターン4:引っ越しで大型家具・家電をまとめて手放したい
状況
- ソファ・ベッド・冷蔵庫・洗濯機・タンスなど、大きいものが多い
- 送料をこちら負担にすると赤字になりそう
おすすめ
- ジモティー をメインに検討
(+細かいものはメルカリ/ラクマ)
イメージ
- 大型家具・家電 → ジモティーで「取りに来てくれる方へ」
- 小さな家電・雑貨 → メルカリ or ラクマで匿名配送
- ベビー用品・子ども服なども、ジモティーだとまとめて引き取ってもらいやすいことがあります
「処分費を払うくらいなら、0円で誰かに使ってもらう」
という考え方とも相性が良いですね。
パターン5:とにかく“部屋を片付けたい”が、三日坊主になりそう
状況
- 片付け本を何冊も買ってきたけれど、続かなかった
- フリマアプリも、以前インストールしたまま眠っている
おすすめの進め方
- まずはアプリを 1つだけ 決める(メルカリかラクマが無難)
- 「1日1アイテムの写真だけ撮る」ことを目標にする
- 週末に、その中から1つだけ出品する
どうしても一人だと続かなければ、
先ほど別記事でご紹介した みんチャレ のような「習慣化アプリ」と組み合わせて、
「毎週1品出品チャレンジ」のチームを探してみるのも一つの方法です。
初心者さんがつまずきやすいポイントと、その対処法
最後に、フリマアプリを始めるときによくある“つまずき”と、
やさしい乗り越え方をまとめておきますね。
1. 手数料と送料で「思ったより残らなかった…」問題
よくあるパターン
- 1,000円で売れた → 「やった!」と思ったら
手数料・送料を引いて手元は数百円だった…というケース。
対処法
- 出品前に
- 売値の10〜15%くらいを手数料枠として見ておく
- 配送方法ごとの送料をざっくり把握しておく
- 利益が少なすぎるものは
- ジモティーで「0円譲渡」
- まとめ売りで1つの送料にする
なども検討してみてください。
2. 説明を書くのが面倒で、出品までたどり着けない
対処法
- 最初の数件は
- 写真:正面・裏・気になる部分アップの3枚だけ
- 説明:
- 購入時期
- 使用頻度
- 目立つ汚れや傷
- 「ノークレーム」ではなく「気になる点は事前にご質問ください」
くらいにシンプルでOKです。
- 同じカテゴリの商品ページを見て、気に入った書き方を真似するのもコツです。
3. トラブル・クレームが怖い
よくある不安
- 「届いた商品が違う/壊れていた」と言われないか心配
- 変な人に絡まれないか不安
対処法
- 写真は“良すぎる加工”をしない
- シミや傷は、あえてアップで載せる
- 匿名配送・運営仲介ありのアプリから始める(メルカリ・ラクマ・Yahoo!フリマ)
- ジモティーの場合は、
- 受け渡し場所は人通りの多い場所
- 夜ではなく昼間
- 不安なら家族や友人と一緒に行く
「完全にトラブルゼロ」は正直むずかしいですが、
事前の一手間でリスクはかなり減らせます。
4. アプリを増やしすぎて、自分でも管理できなくなる
対処法
- スマホのホーム画面に置くのは
「メインで使うフリマアプリ1〜2個だけ」 - それ以外はフォルダにまとめて2画面目以降へ
- 「このジャンルはこのアプリ」と、ざっくりルールを決めておく
- 服・本・雑貨 → メルカリ
- ブランド・高額 → ラクマ
- PayPayに回したいもの → Yahoo!フリマ
- 大型 → ジモティー
まとめ:まずは“1本+1週間”だけやってみる
さいごに、もう一度ポイントをギュッとまとめますね。
- 売れやすさ重視・まず1本なら → メルカリ
- 手数料と楽天ポイント重視 → 楽天ラクマ
- 手数料とPayPay連携重視 → Yahoo!フリマ
- 大型家具・家電・0円譲渡・地元重視 → ジモティー
そして、いちばん大事なのは、
「一番人気のアプリ」より
「あなたが安心して続けられるアプリ」
を選ぶことです。
迷ったら、
- いま一番使っているポイント(楽天/PayPay/特になし)
- 手放したい物が「小物中心」か「大型中心」か
- 顔を合わせる取引に抵抗があるかどうか
この3つだけを考えて、
いちばん「しっくりくる」アプリを 1本だけ 選んでみてください。
そして、その1本を
- まずは 1週間だけお試し
- 「1品買って・1品売る」くらいの小さな目標
から始めてみましょう。
思ったより簡単だったり、
「売上がそのまま日常の支払いに変わった!」という体験ができると、
フリマアプリとの距離感もぐっと縮まります。
この比較が、
あなたと“ちょうど良いフリマアプリ”との出会いの、小さなお手伝いになれれば嬉しいです。
※手数料・送料・各種キャンペーン内容は、2025年12月時点の情報を元にしています。
ご利用の前には、必ず各アプリ内・公式サイトで最新の内容をご確認くださいね。
