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【授業レポート】システム開発(3年) 第50週目〜最終統合プロジェクト設計:これまでの技術を一つのシステムへ〜

teacher asking a question to the class

Photo by Max Fischer on Pexels.com

【授業レポート】システム開発(3年) 第50週目

〜最終統合プロジェクト設計:これまでの技術を一つのシステムへ〜

第50週目は、これまで学んできた
API連携・非同期設計・生成AI・安全設計をすべて統合する
最終プロジェクト設計に入りました。

ここから数週間は、3年間の学びの集大成として
**「実際に運用できるレベルのシステム設計」**を目標にプロジェクトを進めます。


■ 先生の導入:「今日から“本当のプロジェクト”」

田中先生:「これまでは技術ごとに学んできました。
今日からは、それらを全部組み合わせた“本物のシステム設計”です。」

先生は、最終プロジェクトのテーマを次のように説明しました。

「外部サービスとAIを活用し、安全に運用できる実用システムを設計・実装する」


■ 最終プロジェクトの必須要素

今回のプロジェクトには、以下の技術要素を必ず含めることになっています。

必須要素

  • 外部API連携(1つ以上)
  • 複数APIまたは非同期処理
  • 生成AI機能
  • エラーハンドリング
  • ログ設計
  • AI安全設計(出力検証など)
  • ドキュメントと運用設計

先生:「“動くもの”ではなく、安全に使えるものを目指します。」


■ 実習①:プロジェクトテーマ決定

まずは班ごとにテーマを決定しました。

提案されたテーマ例

  • 学習サポートAI(要約+翻訳API)
  • イベント情報まとめアプリ(ニュースAPI+AI要約)
  • 図書館おすすめ本システム(本API+AI紹介文)
  • 天気連動タスク管理(天気API+AIアドバイス)
  • 学習質問サポート(AI+辞書API)

生徒A:「AIは主役じゃなく“補助機能”として入れる方が良さそう」


■ 実習②:システム構成図を作る

次に、これまで学んだ設計を使い
システムアーキテクチャ図を作成しました。

基本構成:

UI
 ↓
Application Service
 ↓
External API Client
 ↓
AI Client
 ↓
外部サービス

さらに追加された設計:

  • ログ管理
  • キャッシュ
  • フォールバック処理
  • 安全検証レイヤー

生徒B:「今までバラバラだった知識が全部つながる!」


■ 実習③:ユースケース整理

システムの主な操作を整理しました。

例(イベント情報アプリ)

  1. ニュースAPIでイベント情報取得
  2. AIで要約生成
  3. ユーザー画面に表示
  4. エラー時はAPI再試行
  5. AI失敗時は元記事表示

先生:「ユースケースは失敗も含めて書くこと。」


■ 実習④:リスクと安全設計

第49週で学んだ安全設計を
プロジェクトにも適用しました。

検討した項目

  • AI誤情報の対策
  • API停止時の動作
  • 個人情報の扱い
  • ログの保存範囲
  • 利用規約表示

生徒C:「技術設計と安全設計を同時に考えるのが難しい」


■ 実習⑤:開発スケジュール作成

最後に、プロジェクトの簡易スケジュールを作成しました。

開発フェーズ

  1. 設計確定
  2. API連携実装
  3. AI機能実装
  4. 結合テスト
  5. 安全性チェック
  6. 発表準備

先生:「プロジェクトは“完成させること”が最も重要です。」


■ クラス全体の気づき

  • システムは技術の集合体
  • AIは“1つの部品”
  • 設計がしっかりしていないと実装が迷う
  • 安全設計は後付けできない

■ 先生のまとめのひとこと

「このプロジェクトは、
皆さんが3年間で学んだことを
一つのシステムとして表現する機会です。

プログラムを書くことだけが開発ではありません。

  • 設計
  • 安全性
  • 運用
  • 説明

すべて含めて“システム開発”です。」


■ 宿題(次週まで)

  1. プロジェクトの 詳細設計書 作成
  2. API仕様整理
  3. AIプロンプト設計案作成
  4. リスク対策表作成

■ 来週の予告:プロジェクト実装スタート

次週からは、
最終プロジェクトの実装フェーズに入ります。

設計を元に、
API連携・AI機能・安全設計を
実際のコードとして組み上げていきます。


第50週目は、
3年間の学びを統合するプロジェクトが始まった重要な節目でした。
生徒たちは、自分たちの技術を一つのシステムにまとめる挑戦へと踏み出しています。

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