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【授業レポート】システム開発(2年) 第41週目

〜学期総括とポートフォリオ整理:3年生へのステップアップ〜

第41週目は、2年生で学んできたシステム設計〜実装〜引き継ぎまでの一連を振り返り、
成果をポートフォリオとして整理するとともに、次年度(3年生)で学ぶ
API連携・生成AI活用への橋渡しを行う総括回となりました。


■ 先生の導入:「振り返りは、次の挑戦の設計図」

田中先生:「この1年で皆さんは“個人で作る”から“チームで設計し、引き継ぐ”ところまで来ました。今日は、その成長を自分の言葉で説明できるようにしましょう。」

先生は、1年生・2年生で積み上げた学習内容を時系列で振り返り、
「技術」だけでなく「考え方」がどう変わったかを意識するよう促しました。


■ 実習①:2年生の学びを棚卸しする

まずは個人ワークとして、2年生で扱ったテーマを整理。

振り返り項目

  • 要求定義(ユーザーストーリー・受け入れ条件)
  • UML設計(クラス図・シーケンス図)
  • DB設計(ER図・正規化・インデックス)
  • DAO/Service分離
  • ユースケース結合
  • エラーハンドリング
  • ドキュメント・引き継ぎ設計

生徒A:「こんなに多くの工程をやってきたんだ…」
生徒B:「最初は意味が分からなかった設計図が、今は自然に読める」


■ 実習②:ポートフォリオの再構成(設計重視)

1年生の頃の「成果物中心」から一段レベルを上げ、
“設計と判断の理由”が伝わるポートフォリオに再構成しました。

2年生ポートフォリオの必須要素

  • プロジェクト概要(背景・課題)
  • 要求定義の要点(ユーザーストーリー抜粋)
  • 設計図(UML/ER図の代表例)
  • アーキテクチャ説明(DAO/Service構成)
  • 代表ユースケースの処理フロー
  • エラー設計の工夫点
  • 引き継ぎを意識したREADME抜粋
  • 振り返り(設計で悩んだ点・学んだ点)

生徒C:「“なぜこの設計にしたか”を書くのが一番大変だけど、一番大事だと感じた」


■ 実習③:自己評価と相互レビュー

次に、自己評価シートを記入し、ペアで相互レビューを実施。

自己評価の観点

  • 設計力(要件から構造を作れたか)
  • 実装力(設計どおりに実装できたか)
  • 調整力(結合時のバグ対応・修正)
  • 伝達力(ドキュメント・説明)
  • チーム貢献(役割・サポート)

生徒D:「コードだけじゃなく“説明”も評価されるのが新鮮」
生徒E:「自分では弱いと思ってた部分を、ペアに褒められて自信になった」


■ 実習④:3年生内容のイントロダクション

後半は、来年度(3年生)で学ぶ内容の概要紹介。

3年生で扱う主なテーマ

  • API連携:外部サービス(天気・地図・決済など)との接続
  • 複数サービス連携:自分のAPIを作り、他サービスとつなぐ
  • 非同期処理:待ち時間・失敗時の設計
  • 生成AIの活用
    • プロンプト設計
    • 出力検証
    • 安全な組み込み方
  • 運用・改善:ログ分析、改善サイクル、A/Bテスト

田中先生:「2年生でやった“設計と責務分離”が、そのまま3年生の土台になります。」


■ ディスカッション:3年生で挑戦したいこと

小グループで以下を話し合い、全体共有。

  • どんな外部サービスと連携してみたいか
  • 生成AIを使って、どんな課題を解決したいか
  • 2年生のシステムをどう進化させたいか

生徒F:「図書館システムにAIレコメンドを入れてみたい」
生徒G:「APIを作って、他の班のアプリとつなげたい」


■ 先生のまとめのひとこと

「2年生で身につけたのは、
“作る前に考え、作った後に説明する力”です。

3年生では、その力を使って
外の世界(API・AI)と安全につながるシステムを作ります。
今日整理したポートフォリオは、そのまま次の挑戦の設計書になります。」


■ 宿題(学期最終)

  1. 2年生版ポートフォリオ最終提出
  2. 3年生で作りたいシステム案を1つ企画書形式で作成
    • 課題
    • 使う予定のAPI/AI
    • 想定ユーザー
  3. 自分の強み・来年伸ばしたい点を各200字以内でまとめる

■ 次週の予告:3年生カリキュラム開始(APIの世界へ)

次週からは学年が上がり、
APIとは何か/どう安全につなぐかを基礎から学びます。
2年生で築いた設計力を、いよいよ“外部連携”へ広げていきます。


第41週目は、2年生としての学びを言語化し、
次のステージへ進むための「助走」を整える回となりました。
生徒たちは、自分たちが確実に成長していることを実感しながら、
3年生の新しい挑戦に向けて期待を高めています。

投稿者 greeden

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