【授業レポート】システム開発(3年) 第54週目
〜最終発表会:3年間の学びを“システムとして伝える”〜
第54週目は、いよいよ最終発表会。
1年生から積み上げてきた
- プログラミング
- システム設計
- API連携
- 生成AI活用
- 安全設計
そのすべてを統合した成果を、
一つのシステムとして発表する集大成の授業となりました。
■ 先生の導入:「今日は“エンジニアとして立つ日”」
**田中先生:「今日は授業ではありません。
皆さんが“開発者として成果を示す日”です。
大事なのは完璧さではなく、
“どう考え、どう設計したか”を伝えることです。」**
教室の空気はいつもと違い、
少し緊張感のあるスタートとなりました。
■ 発表形式
各班 7〜10分で発表。
構成
- システム概要
- 解決する課題
- ユースケース説明
- デモ(正常系+異常系)
- 設計の工夫(API・AI・安全性)
- 今後の改善案
■ 発表①:学習サポートAI
内容
- 英文入力 → 翻訳API+AI補助説明
- 難しい表現を分かりやすく解説
工夫点
- AI出力に「補助情報」と明示
- 誤り時は辞書APIにフォールバック
先生コメント:
「AIを“説明補助”に限定している設計が良いですね。」
■ 発表②:イベント情報まとめアプリ
内容
- ニュースAPIでイベント取得
- AIで要約
- UIで一覧表示
工夫点
- 非同期処理で高速表示
- AI失敗時は元記事表示
生徒の声:
「キャッシュを入れたら体感が大きく変わった」
■ 発表③:図書館おすすめシステム
内容
- 本情報API+AI推薦文生成
- 利用者の興味に応じた表示
工夫点
- AI出力を検証して短文化
- 「AI推薦」と明示
先生コメント:
「“信じすぎない設計”がしっかりできています。」
■ 発表④:天気連動タスク管理
内容
- 天気APIと連動したタスク提案
- 雨の日は屋内タスクを提案
工夫点
- API失敗時も通常タスク表示
- UIに自然に溶け込む設計
■ 全体講評
良かった点
- ほぼ全班が**責務分離(UI / Service / API)**を守れている
- AIを“補助機能”として適切に扱っている
- フォールバック設計がしっかりしている
- ログ・エラー設計が実務レベルに近い
改善点
- UIの分かりやすさに差がある
- AIの説明が不足している班あり
- 一部でエラーケースの想定が甘い
■ 相互フィードバック
発表後に全員でコメント交換。
生徒A:「他の班の設計を見ると、自分たちの改善点が見える」
生徒B:「非同期処理の使い方が班ごとに違って面白い」
■ 3年間の振り返り(全体)
先生が最後に、3年間の流れを振り返りました。
1年生
- プログラミング基礎
- 動くコードを書く
2年生
- システム設計
- チーム開発
- 責務分離
3年生
- API連携
- 生成AI
- 安全設計
- 統合開発
■ 先生の最後のひとこと
「皆さんはもう、
“プログラムが書ける人”ではなく、
**“システムを設計し、説明できる人”**です。
これから先、技術は変わります。
でも、今日までに身につけた
- 設計する力
- 分解する力
- 安全に考える力
はずっと通用します。」
■ 生徒の感想(抜粋)
- 「最初はコードも分からなかったのに、ここまで来た」
- 「設計が一番大事だと実感した」
- 「AIは便利だけど、使い方が重要だと分かった」
- 「チームで作るのが一番学びになった」
■ 授業の締めくくり
最後は拍手とともに発表会が終了。
緊張から解放された表情と、達成感に満ちた空気が教室に広がりました。
■ 総まとめ
第54週目は、
3年間の学びを**“形として証明する”授業**でした。
生徒たちは、単なるプログラマーではなく、
- 設計者
- 実装者
- そして説明者
として、大きく成長しました。
この1年間、そして3年間の積み重ねは、
これから先どんな分野に進んでも活きる力となるでしょう。
